中国コラム
2022年01月22日 2025年09月29日 更新

中国の高速鉄道(新幹線)について

目次

日本の25倍の面積を持つ中国で都市間を移動するのは時間がかかります。その中で存在感を増しているのが高速鉄道(新幹線)です。

技術の発展が目覚ましい中国での高速鉄道(新幹線)をご紹介いたします。

建設経緯

年号 内容
1978年 当時の中国国家主席の鄧小平氏が訪日時に新幹線を体験
※上記が「高速鉄路」について最初に中国で知られたことと言われている
1980年代 中国での正月帰省ラッシュ「春運」等で鉄路不足の問題が噴出
・「春運」に関するコラム
https://www.j-motto.co.jp/00000000/column/2021/20210127.html
1990年 高速鉄道の開発、実験をスタート
2004年 高速鉄道の建設をスタート
2008年 中国初の高速鉄道:京津城际铁路(350km/h)が運航開始

参考:http://www.nra.gov.cn/ztzl/hyjc/gstl_/zggstL/gh/201602/t20160216_21068.shtml

中国過去5年の高速鉄道の距離

過去5年でそれまでの2倍(3.8万km)の高速鉄道を建設

中国過去5年の高速鉄道の距離

どのぐらい費用がかかり、どのぐらい儲けているのか

費用

高速鉄道の列車(1両編成):約1.7億元(約30.6億円)
※日本の新幹線は1両編成で約40億
鉄道(1km):約1億元(約18億円)

売上

2020年の国家鉄路(高速鉄道+通常列車)の売り上げ:約1.13万億元(約20.34兆円)

参考
https://www.jiemian.com/article/5493888.html

どのぐらい利用されているのか

直近はコロナウィルスの影響で大幅に減少しているが、それまでは順調に利用者が伸びていた。

全国鉄路(一般鉄道と高速鉄道)の年間利用者数※国家鉄路局のデータ

全国鉄路(一般鉄道と高速鉄道)の年間利用者数※国家鉄路局のデータ

利用区間TOP3(一日の列車の運行回数)

順位 区間 回数
1 上海⇔南京 230回
2 广州⇔深圳 208回
3 上海⇔杭州 (記載なし)

どのぐらい便利なのか

飛行機ほどではないが、通常の電車よりは大幅に早い

上海→北京

高速鉄路:約5時間 飛行機:約2時間 電車:約15時間

北京→重慶

高速鉄路:約11時間 飛行機:約3時間 電車:約20時間

今後の計画

2035年までに高速鉄路7万㎞が目標(現時点の高速鉄路が3.8万km)
また、人口50万以上の都市間すべてを高速鉄道で繋げる計画
※現在は人口100万以上の都市間がつながっている

中国の高速鉄道(新幹線)の紹介はいかがでしたか。
今後もますます発展するであろう中国の高速鉄道(新幹線)を引き続きウォッチしていきたいと思います。

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